こんにちは、FF大好きなユウです!
FF16と言えば、大迫力の召喚獣バトルが目玉です。
そして、召喚獣バトルの中でも最大の目玉と言えば…?
もしかして、ガルーダ戦?
やっぱり、タイタン戦?
あるいは、バハムート戦?
はたまた、オーディン戦?
どう考えても、ラスボス戦?
この辺りはプレイヤーごとに意見が分かれるところかと思います。
僕の周りではタイタン戦やラスボス戦を推す人もいるのですが、僕個人はと言うと、彼らとは異なる見解を持っています。
僕が考える、FF16というゲームにおけるベストバウト…
それはストーリー後半のバハムート戦であると断言します!!!
念のためお伝えしておきますが、タイタン戦やラスボス戦が嫌いなワケではないですよ!
まさにFF16のベストバウトと呼ぶに相応しい完成度であり、演出・音楽・ストーリー上での盛り上がり等々、どれに注目しても“秀逸”の一言に尽きます!
そのくらいバハムート戦は凄いです!!
これは本当に誇張でも何でもなくて、このバハムート戦だけでもFF16を買う価値があるのではないかと思うほどです!
実際のところ、このバハムート戦はラスボス戦よりも燃えたと言っている人たちが一定数います。
もちろん、僕自身もそのように考えているプレイヤーの一人です。
では、バハムート戦の何が凄くてヤバいのか?
なぜこれ程までにプレイヤーたちを魅了してやまないのか?
その理由&根拠ついて、今から存分に語っていきたいと思います!
怒涛のバハムート戦を振り返る
バトルの内容的な意味でも、ストーリー的な意味でも、このバハムート戦はFF16というゲームのクライマックスとでも呼ぶべき中身に仕上がっています。
そのくらい、バハムート戦では怒涛の展開が続きます。
ところで、ちょっと話が本題から逸れますが…
FF16が発売する前、プロデューサーである吉田直樹氏がこんなことを雑誌インタビューでこんな語っていました。
はぁ?
ジェットコースターだって?
本当かよ??
正直に言うと、僕はこの発言内容に違和感を禁じ得ませんでした。
…と言うのも、実は前作であるFF15が発売する直前も、同じようなインタビュー内容がネット上に流れていたからです。
(※FF15に吉田直樹氏は関わっていませんが。)
極上のクオリティがどーのこーのと、FF15のディレクターだった田畑氏が吹聴していたんですよね。
…で、実際はどうだったかと言うとですね、発売当初のFF15には杜撰な部分が多かったワケです。
バグは多いわ、操作性は悪いわ、あちこちに悪点が散見されるときた。
一介のプレイヤーからすれば、どう頑張っても擁護できないレベルのクオリティだったんですよ。
度重なるDLCやアップデートによって、現在のFF15は“良作”と呼べるくらいにはなっていますけどね!
そんな経験をしている手前、吉田氏が語る“ジェットコースター”なる表現は、きっと大言壮語に違いないと思っていました。
制作者の言葉を真に受けて期待すると、落胆した時のショックも大きくなる。
そんな風に考えて、僕は吉田氏の“ジェットコースター”という言葉を話半分に捉えていたワケです。
しかし!!!
バハムート戦は間違いなく“ジェットコースター”と呼ぶに相応しいクオリティでした!!
少なくとも、僕個人としてはそのように感じました。
そのくらい、バハムート戦はプレイしていて感動&興奮しましたので!
…というワケで、個人的にはラスボス戦をも凌駕していたとさえ思っているバハムート戦を振り返っていこうと思います!
ジョシュアの「盾」となるクライヴ
序盤でイフリートへと顕現し、暴走状態のままフェニックス(=ジョシュア)をボコボコにしたクライヴ。
FF16のプレイヤーならご存知の通り、かなり凄惨なイベントでしたよね。
殴打する音といい、血飛沫の赤黒さといい、クライヴのみならずプレイヤーにとっても目を背けたくなるような悍ましい光景でした。
あれだけボコられて、よくジョシュアは生きていたよなぁ…
そんなクライヴですけど、少年期から18年の時を経て、今度はフェニックスを守るべくイフリートに顕現したときた。
デカい火柱を立ててバハムートの攻撃(=メガフレア)を弾き飛ばし、炎の中から現れたイフリート。
もうね、この時点で激熱な展開なんですよね。
そもそもクライヴは青年期の時点で自らの過ちを悟り、その後悔を抱えたままここまで生きてきたワケです。
ですから、この場で身を挺してジョシュアを守ることは、クライヴなりの贖罪でもあるんですよね。
しかも、ジョシュアの「盾」という役回りで…です。
幼少の頃からクライヴはジョシュアの「盾」となるべく訓練に打ち込み、そしてナイトの称号まで得た人間です。
それから18年が経ち、ここでようやく「盾」としての責任を果たせる機会が巡ってきたと。
弟を守る兄という構図は、まさにFF16における1つのクライマックスなのではないでしょうか。
イフリート&フェニックスの共闘!
イフリートvsバハムートという形で、普通に召喚獣同士で1対1のバトルになるかと思いきや…
つい先ほどまで倒れていたジョシュアが、何と再びフェニックス化して戻ってきたではないか!
しかも、そのまま共闘するものだから驚きました!
おいおい、そんなに頑張ってジョシュア大丈夫なの!?
…などと筆者が思うくらいには病弱なイメージがあるフェニックスですが、少なくとも召喚獣戦の最中は元気そうで安心しました。
ところで、このバハムート戦でイフリートは「スピットフレア」という技を習得するワケですが…
何と、この「スピットフレア」を使うとフェニックスも同じ技で加勢してくれます!!
まさに兄弟の共闘技とでも呼ぶべき光景でして、もうこの時点で終始テンションが上がりっ放しでした。
それ以外にも、バハムートがテラフレアを放つ場面ではフェニックスが障壁を張ってイフリートを守ってくれます。
初めての共闘戦にも関わらず、攻守ともに息ピッタリのコンビネーションを発揮するロズフィールド兄弟。
お互いに暴走状態だったとはいえ、序盤で骨肉の戦いを演じた召喚獣同士とはとても思えません。
この2体を同時に相手しているバハムート(=ディオン)が少し気の毒に思えるくらいだったので。(汗)
ちなみに余談ですが…
バトル後半はバハムートの攻撃が激しくなるので、筆者はとにかく「スピットフレア」でのゴリ押し戦法で頑張りました!
序盤以来のフェニックス操作
バハムート戦の途中で、操作がイフリートからフェニックスへと切り替わりますよね。
突然の展開で戸惑いましたけど、これはこれで熱い展開だったと思っています。
何と言っても、序盤以来のフェニックス操作です。
BGMもフェニックスのテーマである「Away」へと変わり、まさかのフェニックスvsバハムートというFF史上初の組み合わせで空中戦がスタート。
ちなみに僕は「Away」がFF16で最高の“神曲”だと思っています!!
急展開に驚く一方で、筆者の場合はフェニックスの操作方法を完全に忘れていましたので、慣れるまで少し時間が掛かりました。
シューティングゲームが苦手な筆者は、バハムートがギガフレアを撃つ場面で一度ゲームオーバーになりましたので。(汗)
しかしながら、イフリートとは異なる操作感覚も慣れてくれば楽しいもので、バハムートとの空中戦は興奮の一言に尽きるって感じです。
変形したドレイクテイル(=マザークリスタル)やクリスタル自治領島を背景に繰り広げられる空中戦は、まるで某怪獣映画を彷彿とさせます。
ついにFFもこのクオリティで召喚獣を操作できるようになったのかと、古参ユーザーである筆者は驚嘆するばかりでした。
そして!!!
バハムート(=ディオン)に破壊行為を止めるように呼び掛けるフェニックス(=ジョシュア)も熱い。
これって、ディオンが民を愛していることを知っているからこその発言でもあるんですよね。
お互いに旧知の仲だからこその台詞だったと思います。
そんなジョシュアの呼びかけも虚しく、バハムートは暴走を深めていくワケですが…
この辺りもFFらしい人間ドラマ的な描写が溢れていて、いちプレイヤーとしては胸が熱くなる思いでした。
イフリート・リズン顕現!!
ようやくバハムートを撃破した!!
…と思いきや、まだまだ元気そうなバハムート。
それどころか、マザークリスタルのコアからエーテルを吸収しているじゃないか。
ああ、これはタイタン戦と同じでパワーアップするフラグだな!
…などという予感は見事に当たり、金色に変化したバハムートに一蹴されるイフリート&フェニックス。
でも、このままで終わるはずがない。
タイタン戦のように、ここからもう一波乱あるに違いない。
…なんてことを考えていたら、なんとイフリート&フェニックスが合体したではないか!!
気が付いたら、画面には“翼が生えたイフリート”が映っているじゃないか。
しかもバハムートを追って空の彼方(=宇宙)まで飛び上がるときた。
正直、この展開は完全に予想外でした。
ゆとり世代の筆者はデジモンの“ジョグレス進化”を連想しました!
後述するバハムート戦の第二幕の通り、このイフリートの姿は「リズン」という名称で呼ばれるワケですが…
FF史上初の空飛ぶイフリートには超シビれました。
これもネタバレですけど、このリズン形態はアルテマ一族の本来の姿でもあるんですよね。
アルテマが「無窮の力」と呼んでいるものは、詰まるところこのリズン形態を指しています。
アルテマ自体、ヴァリスゼアでは神にも等しい存在ですから、ストーリー上ではここで初めてイフリート(=クライヴ)が神の領域にまで到達したということになります。
プレイヤー視点では超展開の連続なワケですが、筆者もご多分に漏れず、終始興奮しっぱなしでした。
初回プレイの時はマジで脳汁がヤバかったです!!
宇宙空間での激闘
この戦いを一言でまとめるなら“怪獣大決戦”と表現する他ありません!!
リズン形態のイフリートもさることながら、パワーアップして金色に変化したバハムートも格好いい。
宇宙空間を颯爽と飛び回る様は、FF7に登場した「バハムート零式」を彷彿とさせます。
なおかつ、金色のボディはFF7CCに登場する「バハムート烈」を連想させるビジュアルです。
FFの過去作品を知っている筆者にとっては、それはもうニクい演出に思えて仕方ありませんでした。
そして肝心要のバトル内容ですが、タイタン戦を上回るレベルの大迫力ときた。
ビームを撃つわ、高速移動するわ、爆発は起きまくるわ、もはや何でもアリの状態。
しかも、戦いの舞台は宇宙空間。
これ以上ないクライマックス感です!!!
青い星を背景にドンパチやるとか、普通のゲームだったら間違いなくラスボス戦に相当するクオリティです!!
そんなこんなで突如始まったバハムート戦第二幕ですが、リズン形態の操作感覚には最初かなり戸惑いました。(汗)
人間状態で使えるフェニックスシフトに似ている「ライトスピード」も解禁され、どのアビリティをどんな場面で使うのが効果的なのか把握しきれず、最初はバハムートの周囲をウロウロするばかり。
しかし、この操作に慣れてくると、バトルがすこぶる面白い。
距離が空いたら「ライトスピード」で近付くのも良し。
敢えて距離は詰めずに「スピットフレア」を打ち込んでも良し。
…と言うか、お互いの技が派手過ぎるせいか、自分で操作していながら何をやっているのかよく分りません。(汗)
そんな派手なところを含めて、この宇宙空間での戦いは大いに燃えました。
筆者個人としては、ラスボス戦よりもバハムート戦の方が間違いなく興奮したので!
いや、もちろんリズン形態になったアルテマとの最終戦も燃えましたけどね!
それにしても、このバハムート戦に関しては制作者の意地とか気合とかがメチャクチャ伝わってきましたね。
クライヴ&ジョシュアの再会というストーリーの節目に合わせて、プレイする側が盛り上がる要素を大量にねじ込んできたという感じです。
リズン形態のイフリートが初登場し、しかも相手は金色のバハムート。
まさに、相手にとって不足なし。
プレイヤーからすれば、これで燃えないワケがない!!!
…といった感じで、僕個人としては大満足な一戦でした。
余談:ディオンが頑丈さがヤバい…
イフリート・リズンの波状攻撃を前に撃沈したバハムート(=ディオン)ですが…
これもプレイヤーなら知っての通り、その後もディオンはフツーに生きています。
いや、生きているどころか割とすぐ目を覚まして、異母兄弟であるオリビエ(=アルテマ)に槍を投げつけています。
この一連のシーンですが、1週目は大して気にならなかったものの、2週目以降にプレイしてみると、実はとんでもない描写だということに気付きました。
↓
②マザークリスタルのコアからエーテルを過剰摂取
↓
②イフリート・リズンにボコられる
これほどのスーパーコンボを食らった直後なのに、それでもなお生存して動いているディオン殿下、些か頑丈過ぎやしませんかね?
タイタン戦と比較してみると、同じようにエーテルを過剰摂取した後、イフリートにタコ殴りにされたフーゴは死亡しています。
フーゴの死体は石化していたので、もしかすると直接の死因は体内にあるエーテルの枯渇なのかもしれないけど…
その他には、ガルーダ化したベネディクタに関しても、やはりイフリートにボコられた後に死亡しています。
同じドミナントでも、少なくともタフネスという一点だけを見ればディオンが突出しているのは間違いなさそうです。
クライヴ(=ミュトス)を除いたドミナント最強議論ではバルナバスが筆頭候補となることが多いですけど、個人的にはディオンも相当な猛者だと思っています。
この驚異的なタフネスの恩恵なのか、アルテマとの最終決戦でもバハムートに顕現して共闘してくれますし。
…と言うか、少なくとも攻撃面ではイフリート並に頑張っていました。
「ミュトス(=クライヴ)に力を吸収されたドミナントは弱体化する」という公式設定がありますけど、その法則がディオンには適用されていないのでは?
…などと思うことすらあります。(汗)
何れにしても、ある意味ではネタ的な楽しみ方ができるのもバハムート戦の醍醐味だと思うワケです。
最後に:FF16はバハムート戦こそが至高である!
FF16の召喚獣バトルはどれも秀逸です。
その中でも、タイタン戦やラスボス戦は人気が高いワケですが…
筆者個人としては、もしFF16のベストバウトを挙げろと言われたら迷わずバハムート戦を挙げます。
その理由は単純明快で、バハムート戦のスケール感が作中随一だと思っているからです!!
ジョシュアの「盾」となるべくイフリートへと顕現するクライヴ。
バハムートの咆哮に応じて変形するドレイクテイル。
神曲「Away」と共に始まるフェニックス操作パート。
宇宙空間への舞台移動。
そして“イフリート・リズン vs 金色バハムート”という作中屈指の好カード。
これだけの要素を揃えている時点で、どう考えても最終決戦時のスケールを超えているとしか思えません。
アルテマ・リズンとのバトルも宇宙空間みたいな場所で行われるけど、あれは厳密に言うと“宇宙”ではないからなぁ…
ハッキリ言って、このバハムート戦をプレイするだけでもFF16を買う価値があるとさえ思います。
そのくらい、このバハムート戦はマジで凄い。
FF16だけに限らず、FFシリーズ全体を通して見ても、ここまで興奮したバトルはちょっと他に思い浮かびません。
PS5という最先端ゲーム機の性能をフル活用した、まさに珠玉の一戦だと言えるでしょう。
このような楽しさを体感させてくれたFF16というゲームには敬服するばかりです!
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!
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