こんにちは、FF7マニアのユウです!
今回はFF7の物語を理解するために役立つ書籍について紹介していこうと思います。
“世界で最も売れたFF”として名高いFF7。
このFF7というゲームの魅力とは何でしょうか?
それは奥深い物語にあると言っても過言ではありません。
しかし!!!
あまりにも練り込まれた物語であるが故に、プレイヤーによっては理解が追い付かいないという弊害を生んでいるのも事実です。
実際のところ、ゲーム内での描写から物語の全体像を把握するのは非常に困難です。
なぜ「クラウド」には複数の人格があるのか?
そもそも「セフィロス」とは何者なのか?
「ジェノバ」と「セフィロス」の関係性とは?
これらの謎にについて、初回プレイで100%理解できる人は少ないに違いありません。
それもそのはず、FF7には序盤から数多くの伏線が仕込まれており、これらを1つずつ読み解いていくことで初めて理解できる類の設定だからです。
しかも、令和以降に展開しているRシリーズに関しては、原作版FF7だけではなく派生作品の設定も盛り込まれています。
つまり、原作&派生作品の知識なしでRシリーズを初めてプレイした場合、物語を理解することが出来ずに混乱すること必至です。

FF7には原作版に加えて「AC」「BC」「CC」「DC」「EC」といった派生作品がありまして、自分なんかはチンプンカンプンであります!

FF7の場合、やっぱり派生作品の多さが仇になっている部分は否めないかな…
上記のうち「BC」は配信サービスが既に終了している作品ですので、もはやプレイすることすら叶いません。
さらに付け加えると、FF7の場合はゲーム内では描写されていない裏設定が多数あります。
そういった意味では、FF7という作品は新規ユーザーに優しくないゲームであるとも言えます。
でも、FF7の物語を理解したい!
この魅力的なキャラクターについて深く理解したい!
…という熱い想いを抱えているプレイヤーの皆さんは多いことと思います。
そんな人たちに向けて、生粋のFF7マニアである筆者が、FF7の物語を理解するために役立つ書籍を紹介していきます。
FF7への理解度を深めたい人は、是非とも本記事をご一読いただけますと幸いです!
基本となる書籍5選

まずは“ストーリーの解説本”とでも呼ぶべき5冊を紹介しよう
1997年に発売されて以降、約30年にも及ぶ歴史の中で複数の派生作品が生み出され、発展を遂げてきたFF7。
それに伴って多種多様な書籍が発売された訳ですが、その中でも特に物語理解に役立つものを5冊選んでみました。
おいおい、5冊のあるのかよ!?
…という声が聞こえてきそうですが、5冊読むのが大変であれば後述する「アルティマニアΩ」と「10周年記念アルティマニア」だけでも読んでみてください。
この2冊を読むだけで、FF7の物語における8割くらいは理解できるようになります。
小学生の頃からFF7に慣れ親しみ、派生作品も全てプレイし、アルティマニアなどの公式書籍を全て所有している筆者が言うのですから間違いありません。

これはまた随分と自信たっぷりな言い方ですな!

当然だ!!
伊達に少年時代からFF7で遊んでないからな!
原作版FF7を理解したいのであれば「アルティマニアΩ」、FF7ACなどの派生作品について理解を深めたければ「10周年記念アルティマニア」がオススメです。
それでは各々の書籍について、より具体的に紹介していこうと思います。
① FF7 アルティマニアΩ
“FF7の物語は難解である”
これは 1997年の発売当時から言われていたことですが、この原作版FF7の物語を余すことなく細かい部分まで分析&考察しているのが、この「アルティマニアΩ」です。
原作版FF7を完全に理解したいのであれば、まさに“必携の一冊”と呼んでいいでしょう。
そのくらい、この「アルティマニアΩ」には物語関連の情報が凝縮されています。
何と言っても、OPからEDまでの全ての場面に関する解説が載っているくらいです。
「これはこういう意味がある設定だ」とか「この台詞はこんなことを意味している」といった具合に、マジで情報量が半端じゃないです。
例えばですが、こんな感じですね。

出典:ファイナルファンタジーⅦ アルティマニアΩ 211ページ
その他にも、プレイヤーが混乱しがちな用語についても「これは、こういう意味です」といった説明文が記載されています。
「ジェノバとは何者か?」
「リユニオンとは何なのか?」
「セフィロス・コピー計画の実態とは?」
…といった感じで、物語の深部に関わっている設定についても網羅されています。
取りあえずこれさえ読んでおけば、大元である原作版FF7を理解するには十分だと言えるほどの一冊です。
純粋に読み物として面白い内容に仕上がっていますので、FF7が好きな人であれば買う価値は間違いなくあります。
原作版FF7を今から自分でプレイするのはちょっと面倒くさい。
でも、物語は面白いので細かい部分まで理解したい。
そういった方には人には是非ともオススメの一冊です!
ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ(Amazon)
② 10周年記念アルティマニア
まさに読んで字の如くですが、これは原作版FF7の発売10周年を記念して2007年に発売された書籍です。
その後も派生作品に関する加筆&修正が加えられ、現在では「増補改訂版」という名称で販売されています。
これは本には先ほどの原作版FF7に加えて、派生作品である「AC」「BC」「CC」「DC」の物語について概略が記載されています。
リアルタイムでこれらの派生作品をプレイしてきた筆者みたいな人間ならばともかく、今から初めてFF7に触れようという人にとっては、これらの作品を全てプレイするのは困難または不可能な状況です。
そこで、この10周年記念アルティマニアの出番という訳です。
今となってはプレイするのが困難である「BC」とか「DC」についても、序盤・中盤・終盤とで分けて「このような流れで物語が進んで、最終的にはこんな感じで決着を迎える」ということが、あらすじ的な感じで書かれています。
当然ながら、各作品で初めて登場したキャラクターについても紹介されています。
Amazonとかで検索すると「コンピレーション作品を徹底解析した究極の書」などという大袈裟な宣伝文が出てきますが、これは本当にその通りです。
そのくらい、FF7の派生作品についての情報が網羅されています。
その情報量ときたら、派生作品の設定を含めたFF7世界の歴史年表が載っているくらいです。

この歴史年表を参考にして僕は【セフィロスの正確な年齢】についての記事を書いたよ!

作品ごとの出来事が時系列でまとめられているのは非常に嬉しいであります!
原作版FF7から派生した各々の作品について、関係性を理解したい。
各作品で登場したキャラクターには、どんな奴らがいるのか。
派生作品ごとの物語について、一通り把握したい。
そのようなことを考えている人にとっては、非常に読み応えのある一冊に仕上がっています。
この本を読むことで各作品同士の繋がりについて理解することができますので、FF7についてより深く理解したい人は、ぜひ購入を検討してみてください!
ファイナルファンタジーVII 10thアニバーサリー アルティマニア 増補改訂版(Amazon)
③ 小説「On the Way to a Smile」
この小説は「FF7AC」の前日譚といった位置付けの作品です。
原作版FF7のEDから、FF7ACの物語が始まるまでの2年間。
長いようで短い“2年”について、ティファ編、デンゼル編、バレット編、レッドⅩⅢ編、ユフィ編、神羅編というオムニバス形式で物語が進んでいきます。
新生セブンスヘブンを開業する際、ティファは何を思ったのか?
クラウドに拾われる前、デンゼルは何をしていたのか?
ルーファウスを筆頭とした神羅勢は、なぜジェノバの首を“確保”したのか?
…といったエピソードについて、各々のキャラクターごとの視点で綴られています。
特に、FF7ACで初めて登場したデンゼルについては、この小説を読むことでより深くキャラクター性を理解できます。

「デンゼルって誰だよ?」と思っている人は一度この小説を読んでみると良いかもな!

読めば分かりますが、このデンゼル少年も中々悲惨な人生を歩んでいるであります!
その他の見所として、筆者が気に入っている神羅編ですね。
とにかく、ルーファウスが格好いい。
そして、どのFF作品よりも人間味がある。
もうね、その一言に尽きるって感じです。
武力ではなく、知略を用いて様々な人物と対峙する。
その一方で、FF7ACでお馴染みの「星痕症候群」で苦しむ患者たちのために善意で人助けをする。
その姿は立派な“大人の男”であり、決して“冷酷な社長”などではありません。
詳しくはネタバレになるので伏せますけど、この神羅編を読むことでルーファウスの見方が180度変わると言っても過言ではありません。
そのくらい、ルーファウスの人間性について深く描かれています。
自分の原動力が父親への対抗心であることを再確認し、その上で自分が成すべきことを模索するルーファウスの姿は、一介の社会人として色々と考えさせられるものがあります。
もちろん、ルーファウスだけではなくティファやバレッドも、自分の過去に折り合いを付けようと藻掻いています。
こんな具合にFF7のキャラクターや世界観について深く切り込んでいる一冊ですので、読んでみる価値はあるかと思います。
On the Way to a Smile ファイナルファンタジーVII(Amazon)
④ 小説「TURKS–The Kids Are Alright-」
この主人公の小説は、ルーファウスの異母兄弟である「エヴァン・タウンゼント」という名前の青年です。
作中での時系列で言うと、先ほど紹介した「On the Way to a Smile」と同じく原作版FF7のEDからFF7ACまでの間の出来事です。
より正確に言うと、先述した「神羅編」の流れを汲んでいる続編的な位置付けの物語です。
…で、この主人公であるエヴァンですが、何の戦闘能力も持たないただの一般人です。
大切なことなので、もう一度言いますよ。
ただの一般人です。
ソルジャーのように戦闘能力に秀でている訳でもなく、タークスのように特殊な技能に長けている訳でもない。
何なら、神羅の一般兵よりも弱いです。
そんなごくごく平凡な普通の人間目線でFF7の世界を描いているのが、この小説の特徴です。

本題から少し話が逸れるけど、ルーファウスの異母兄弟について興味がある人は下の記事読んでみてくれ!

プレジデント社長が“クズ親”の典型例で全く笑えないであります!
【FF7】ルーファウス神羅の異母兄弟は最低でも3人以上いるぞ!
そんなエヴァンが、仲間であるキリエやレズリー、さらにはタークスの協力を得て、自身の“母親”を探す旅に出る。
…というのが、この作品の大まかな物語です。
主人公がエヴァンで、ヒロインはキリエという感じですね。
Rシリーズでは一躍有名となったキリエ&レズリーですが、実は元ネタはこの小説なんですよね。

Rシリーズでは小悪党の典型のようなキリエだが、小説ではエヴァンとの交流を通じて改心していく

エヴァンにとっては“頼れる仲間”といった立ち位置のレズリー
エヴァンがキリエやレズリーと一緒に営んでいる探偵会社。
そこにタークスが絡んできて、さらにはジェノバまで絡んできて…といった具合に、ただの一般人からすれば災難でしかない展開へと繋がっていきます。
もちろん、小説のタイトル通りタークスの出番も多いです。
他のFF7作品では割とコミカルな描かれ方をしているタークスですけど、本作でのタークスはかなり渋い…と言うかハードボイルドな雰囲気が漂っています。
あくまでエヴァン(=一般人)の視点で物語が進行することとあって、タークスの恐ろしさが際立っている訳です。
いわゆる“企業ヤクザ”として暴力も辞さないタークスは、一般人にとって厄介な存在なんですよね。
タークスの新しい一面を知ることができるという意味でも、非常に読み応えのある一冊です。
ファイナルファンタジーⅦ外伝 タークス~ザ・キッズ・アー・オールライト~(Amazon)
⑤ 小説「Traces of Two Pasts」
FF7関連の公式小説としては第3弾に該当する「Traces of Two Pasts」。
表紙からも分かる通り、本作ではティファとエアリスに焦点が当てられている小説です。
内容について大まかに説明すると、ティファ編とエアリス編の二部構成というという感じです。
ティファ編については、ティファがニブルヘイムで過ごしていた頃の生活環境に加えて、ミッドガルに移住してからの出来事が“ティファ視点”で描かれています。
幼少期のクラウドは、一体どのような存在だったか?
ニブルヘイムの住民たちに対して、どのように思っていたか?
ザンガン流の格闘術について、どのような経緯で学ぶようになったか?
…ということが、非常に細かく描かれています。
その他にも興味深い描写として、何かと謎が多い【クラウドの父親】に関することも作中で語られています。

ティファ編ではティファだけではなく、クラウドの過去についても深く切り込んでいるぞ!

母親共々、クラウド殿が村内で疎まれていた件は生々しい描写であります!
さて、その一方でエアリス編はと言うと、こちらもこちらで興味深い。
どのようにして実母と共に神羅ビルから脱出したのか?
養母と出会った後、どのようにして“親子の絆”を育んでいったのか?
…ということが、これまた緻密に語られています。
もうね、7歳にして人生ハードモード過ぎるだろって感じです。
その代わり、伍番街スラムのゲインズブール家に身を寄せるようになってからは、割と裕福な生活ができるようになった訳ですが。

イファルナとの死別についても小説内では詳しく描かれている
こんな具合に、この小説を読むことでティファとエアリスの内面を深く理解できるようになります。
FF7を代表する二枚看板が好きな人は、買って損はしない一冊です。
FINAL FANTASY VII REMAKE Traces of Two Pasts(Amazon)
真性の“FF7マニア”にオススメの書籍

筆者の自宅にあるFF7書籍たち(ここに映っている以外にもさらに何冊かある…)
先ほど紹介した5冊を読んでおけば、FF7の物語について8割は理解できます。
しかし、その程度では不十分だと感じる人もいるでしょう。
根っからのFF7大好き人間にとっては、先述した5冊だけでは物足りないに違いない。
筆者と同じか、それ以上にFF7を愛している諸氏にとっては、まだまだ満足できないに違いない。
そんな訳で、さらに細かい部分にまでFF7の物語を理解したいマニアックな御仁のために、これまたマニアックな書籍を紹介していこうと思います。

FF7について極めたい“ガチ勢”にこそ、これらの書籍を読んでほしいぞ!
① FF7AC ~Reunion Files~
これはFF7 ACによる制作スタッフ&声優さんによるインタビューが中心の書籍です。
いわゆる“制作秘話”についての総集編という感じですね。
今では絶版となっているため、今では中古で購入するしかない結構レアな本なんですが、これがなかなか興味深い。
ただのインタビュー書籍と侮るなかれ、この本そのものが“裏設定の宝庫”とでも呼ぶべき内容に仕上がっています。
制作スタッフのコメントを一つ一つ細かいところまで見ていくと、物語の深いところにまで言及されているんですね。
例えば、セフィロスとカダージュの関係とか。
作中ではセフィロスの思念がカダージュに“流れ込んでいる”という状態なので、それは即ち、原作版FF7のクラウドがセフィロス・コピーの一体として動いていたのと同じである…みたいなことが書かれている訳です。

カダージュによる「昔のあんたと同じ」という台詞の真相はコレだな!

この台詞がきっかけでスタッフ内でカダージュ人気が上がっていった…というエピソードも収録されているであります!

制作スタッフによると、カダージュはセフィロスの「狂気」が色濃く反映されているキャラクターらしい
その他に筆者が個人的に興味深いと思える部分としては、マリンがFF7のEDで“エアリスを感じている”という野村ディレクターが明言している箇所ですね。
実はこれがきっかけで筆者は【マリン古代種説】に関する記事を書いた訳ですが、ゲームをプレイするだけでは解釈するのが難しいような描写も、この制作スタッフのインタビューを読むことで理解できるようになったります。
実はあの場面で、ああいったことが起きていたのか。
実はあのキャラクターが、こんなことを考えていたのか。
…といったことが、ページを捲る度に制作スタッフの視点で語られていくのは、生粋のFF7ファンにとっては垂涎モノです。
FF7ACのみならず、原作版FF7について理解を深めたい人は、買ってみる価値がある一冊だと言えるでしょう。

大判サイズの本なので、購入した後で驚かないようにな!

大きさだけで言えば、10周年記念アルティマニアよりもさらにデカいであります!
ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン ~Reunion Files~(Amazon)
② FF7CCアルティマニア
FF7の派生作品の中では「AC」に次ぐ成功を収めたと言われている「CC」。
本作の主人公であるザックスはRシリーズにも深く関わっているため、この「CC」という作品の内容について事細かに知っておきたい。
そんなことを考えている人にピッタリなのが、この「FF7CCアルティマニア」です。
このFF7CCで初出の設定としてジェノバ・プロジェクトの一種である「プロジェクトG」が出てきますが、その詳細についてもバッチリ解説されています。
セフィロスを生み出した「プロジェクトS」。
ジェネシスとアンジールを生み出した「プロジェクトG」。
これらについての基本的な情報は先述した「10周年記念アルティマニア」にも記載されていますが、こちらの「FF7CCアルティマニア」ではさらに詳しい内容が載っています。
従来のアルティマニアよろしくといった感じで、制作スタッフによるインタビューを含め、裏設定も含めて物語の深部に触れられているって感じですね。
特に、重要人物の一人である【ジェネシスの行動】はアルティマニアを読まないと理解できないレベルです。
その他の見所として、設定資料の紹介ページに裏ボスである「ミネルヴァ」の○○○が載っています。
このアルティマニアの発売された当初は、その○○○の件でFF7界隈が少しばかり盛り上がったという逸話もあります。

本作の裏ボスであり、エンディングにも登場する女神「ミネルヴァ」

管理人殿!!
○○○とは何でありますか!?

取りあえず“男性プレイヤーが喜ぶモノ”とだけ言っておこうか…
そんな訳で、物語的な意味でも、ネタ的な意味でも、FF7マニアの人であれば買ってみる価値のある一冊です。
ザックスというキャラクターをより深く理解したい。
ジェノバ・プロジェクトによって生まれたセフィロス・ジェネシス・アンジールの関係性を詳しく知りたい。
そして、設定資料の内容を直接見てみたい。
そのようなFF7マニアの人は購入を検討してみてください!
クライシスコア-ファイナルファンタジーVII-アルティマニア(Amazon)
まとめ:FF7の物語を隅々まで堪能したいなら、とにかく書籍を読もう!

読めば読むほどFF7のストーリーについて理解が深まるのは間違いない
繰り返しになりますけど、FF7の物語は本当によく練り込まれていています。
今回の記事を執筆するにあたって、その事実を改めて認識しました。
魅力的なキャラクター。
独創的な世界観。
感動的なイベント。
どれもこれも、マジで秀逸と言う他ないです。
しかしながら、フィクション作品として完成度が高いが故に、物語を隅々まで理解することもまた難しい。
しかも、派生作品が多いことから作品同士の関係性を理解することも簡単ではない。
だからこそ、FF7関連の書籍を読むことに意味があるのです!!
ここまで様々な書籍をご紹介してきましたが、これらの本に目を通すことでFF7の物語全体をより深く理解することができるはずです。
…と言うか、むしろ読んでいないと「これは何だ?」といった具合にサッパリ理解できない要素が多々あります。

例えば、FF7リバースの11章(=ニブルヘイム編)で名前だけが登場する「フォーリー」は外伝小説を読んでいないと全く理解できない…といった具合にな!

この「フォーリー」とはセフィロス・コピーの監視業務に関わっていた神羅カンパニーの社員であります!

世間でも高評価なFF7リバースだが、この場面で「フォーリー」の正体を察したプレイヤーが何人いただろうか…?
令和以降に展開されているRシリーズでは、派生作品や小説から流用されている設定やキャラクターが数多く登場しています。
知らなければ、意味不明でモヤモヤする。
でも、知っていれば一気に物語の面白味が増す。
そんな類の要素を理解するためにも、今回ご紹介した書籍を参考にしてみて下さい。
これまた再三のことですが「アルティマニアΩ」と「10周年記念アルティマニア」の2冊だけでも読んでおけば、取りあえず物語の8割は理解できます。
これらの書籍を手に取ることで初めて感じられるものが間違いなくありますので、この機会により一層“FF7愛”を深めましょう!
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!
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